1
数詞 (位数の前や数字の末位,または単独で用い)1.◆単独で発音する時や呼気段落の末尾に用いる時は第1声に,第1声・第2声・第3声の前では第4声に,第4声の前では第2声に発音するが,2桁以上の数の末尾に用いる場合は声調は変化しない.以下の用例では変化した声調を示したが,本辞典の他の場所ではもとの声調を示す.
2
数詞 (〔‘一’+量詞〕の形で用い)1つ(の),1個(の),1度(…する).
3
数詞 〔‘这一’+抽象名詞〕の形で用いる.⇒这 zhè ,这一 zhèyī .
4
数詞 1番め,第1…,一….◆序数を作るには一般に〔‘第一’+量詞[+名詞]〕の形を用いるが,時には‘第’を用いず〔‘一’+量詞[+名詞]〕の形を用いる.
5
数詞 〔‘一’+量詞[+‘一’]+量詞〕の形で,同種の物事が一つ一つあるいは一区切りごとに独立しつつ幾つも存在したり,同じ動作や状況が一回々々次から次へと続くさまを描写する.
①
(連体修飾語に用いる.)
②
(連用修飾語に用いる.)
6
数詞 〔‘一’+量詞+‘挨’+‘一’+量詞〕の形で用いる.⇒挨 āi 1.
7
数詞 〔‘一’+量詞+‘又’+‘一’+量詞〕の形で用いる.⇒又 yòu 1⑤.
8
数詞 (〔‘一’+量詞〕の形で用い)一つごと,一つにつき,一つの…につき.⇒每一… měi yī ….
9
数詞 (過去の日時や年月を明確に指定せずに)ある….
10
数詞 (〔‘一’+量詞[+名詞]〕の形で用い)同じ,同一の.
11
数詞 (〔‘一’+量詞[+‘的’]〕の形で用い)…じゅう,…いっぱい,…全体.◆量詞は身体部位や空間・時間を示す臨時量詞である.
12
数詞 主として身体部位や道具・手段を示す語または単音節動詞を臨時量詞として伴い,一種の擬態表現として,動作が短くあるいは軽く1度行なわれることを示す.◆多く既に実現した動作を示すのに用い,動詞は一般に‘了’または結果補語を伴う.
①
(〔‘一’+量詞〕を目的語に用いる.)
②
(〔‘一’+量詞〕を連用修飾語に用いる.)
13
数詞 〔動詞+‘一’+動詞〕の形で単音節動詞の重畳形式の中間に挿入し,動作が短くあるいは試み程度に軽く行なわれることを示し)少し(…する),ちょっと(…してみる).◆(1)多くいまだ実現していない動作を示すのに用い,既に実現した動作を示すには前の動詞が必ず‘了’を伴う.(2)後の動詞と共に軽声に発音する.
14
副詞 (瞬時の体の動きや状態の変化を示し)ぱっと,すっと,さっと.
15
副詞 一般に‘一…就(便・总)…’などの形で用い;緊密な関係を持ちつつ相前後して起こる動作・事態を示す.
①
(ある動作・事態が一たび起こると必ずある種の結果・程度に至ることを示し)一たび…すれば(…になる),…するや(たちまち…だ),ちょっと…しようものなら(必ず…).(1)(同じ動詞を‘一’‘就’それぞれの後に用いる場合)
◆‘就’の後の動詞に‘是’を用いた‘一写就是一大篇’や,‘就’の後の動詞を省略した‘一写就一大篇’などもある.(2)(異なる動詞を‘一’‘就’それぞれの後に用いる場合)
②
(ある動作・事態が起こるとそれに引き続いてあるいは促されて,別の動作・事態が起こることを示し)…すると(すぐ…する),…するや(…する),…したかと思うと(すぐ…する).(1)(〔‘一’+動詞+‘就’+動詞〕〔‘一’+動詞+‘又’+動詞〕の形で用いる場合)
16
副詞 (‘一看’‘一听’‘一想’‘一打听’を前節に用いて後に後節を伴ったり,文修飾語句として文頭に用い,その動作を通してある状況が明らかになることを示し;…する)と(…だ,…だった).
17
付属形態素 専ら,ひたすら.⇒一扔旧贯 yī rēng jiù guàn ,一味 yīwèi ,一心 yīxīn .
18
((文語文[昔の書き言葉])) もう一つの,またの,別に.
19
((文語文[昔の書き言葉])) 一に,すべて,全く.
20
((文語文[昔の書き言葉])) 主として語調を整えるため,幾つかの単音節形容詞や単音節動詞の前に用いて2音節化する.◆形容詞の前に用いた場合はしばしば「すっかり」「全く」といった程度の強調の意味も伴う.
21
((文語文[昔の書き言葉])) (程度の強さに驚く気持ちを示し)意外にも,なんと.≦乃,竟.
22
((文語文[昔の書き言葉])) (‘一何’の形で感嘆の気持ちを強め)なんと.
名詞 ‘工尺’の一つ(略譜の「7.」に当たる).
((文語文[昔の書き言葉])) 助詞 口調を整える.(漢文では「これ」と訓読する.)
1
代詞 彼,彼女.(現在は一部の方言で使われている.五四運動前後の文学作品では女性を指す代名詞として用いたが,後には‘她’と書くようになった.)
2
((音訳語))
3
( Yī )((姓に用いる))
1
付属形態素 頼る,よる,頼む.⇒相依 xiāngyī ,唇齿相依 chún chǐ xiāng yī ,无依无靠 wú yī wú kào .
2
動詞 寄りかかる,もたれかかる.
3
動詞 (単独では用いず,多く‘了’‘着’を伴ったり,‘不依’の形で用い)従う,同意する,言うことをきく.⇒不依 bùyī ,百依百顺 bǎi yī bǎi shùn .
4
前置詞 …に従って,…に基づいて,…によって.◆後に導く語句が2音節以上の場合は時に‘着’を伴う.
5
前置詞 (多く〔‘依’+人称代名詞+‘看[来]・说’〕の形で文頭に用い)…の考え方によれば,…から見れば,…(の考え)から言えば.
6
( Yī )((姓に用いる))
1
名詞 医学,医術.⇒中医 zhōngyī ,西医 xīyī .
2
名詞 医者,医師.⇒军医 jūnyī ,牙医 yáyī ,兽医 shòuyī .
3
動詞 治療する,治す.
◆‘医1・2’を造語成分とする説もある.
付属形態素
((文語文[昔の書き言葉])) 感嘆詞 (悲しみ・嘆息を示す)ああ.
数詞 ‘一’の大字.⇒大写 dàxiě .
付属形態素
((文語文[昔の書き言葉])) 拱手の礼をする.⇒拱手 gǒng// shǒu ,作揖 zuò//yī .
名詞 (植物)イイギリ.≒山桐子.
((文語文[昔の書き言葉])) ≡猗 yī 2.
1
付属形態素 川の名に用いる.
2
名詞 昔の川の名(現在の‘伊河’).
((文語文[昔の書き言葉])) さざ波,波紋.⇒涟漪 liányī .
((文語文[昔の書き言葉]))
1
助詞 文末助詞.≦啊.
2
感嘆詞 (称賛を示す)ああ.≡欹.
((文語文[昔の書き言葉])) (多く人名に用い)美しい.
((文語文[昔の書き言葉]))
1
ただ.≦惟.
2
…である.≦是.
1
付属形態素 服,着物.⇒大衣 dàyī ,毛衣 máoyī ,上衣 shàngyī ,下衣 xiàyī ,丰衣足食 fēng yī zú shí ,天衣无缝 tiān yī wú fèng .
2
付属形態素 外皮,衣,カバー.
3
付属形態素 ⇒衣胞 yī・bao .
4
( Yī )((姓に用いる))
名詞 ((化学)) イリジウム, Ir .
名詞 (古書中の)カモメ.≒鸥.
付属形態素 県名に用いる.
日本語訳一字
対訳の関係完全同義関係
用日语解释: | 一字[イチジ] 漢数字の「一」の文字 |
用中文解释: | 一 汉语数字中的“一” |
日本語訳ワン
対訳の関係完全同義関係
用日语解释: | ワン[ワン] 一という数字 |
日本語訳一つ
対訳の関係完全同義関係
用日语解释: | 一つ[ヒトツ] 一つという数 |
日本語訳懸ける,掛ける
対訳の関係部分同義関係
用日语解释: | 掛ける[カケ・ル] 他の物にもたせ掛ける |
日本語訳イリジウム,Ir
対訳の関係完全同義関係
用日语解释: | イリジウム[イリジウム] イリジウムという原子番号77の金属元素 |
用中文解释: | 铱(金属元素) 称做铱金属的元素序号为77的金属元素 |
用英语解释: | iridium a metallic element whose atomic number is 77, called iridium |
出典:『Wiktionary』 (2010/09/26 21:37 UTC 版)
出典:『Wiktionary』 (2010/11/01 14:39 UTC 版)
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出典:『Wiktionary』 (2011/06/04 13:39 UTC 版)
yī
出典:『Wiktionary』 (2010/11/02 00:55 UTC 版)
出典:『Wiktionary』 (2011/07/07 21:34 UTC 版)
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出典:『Wiktionary』 (2010/09/30 12:17 UTC 版)
出典:『Wiktionary』 (2010/11/01 23:37 UTC 版)
出典:『Wiktionary』 (2011/09/03 12:11 UTC 版)
出典:『Wiktionary』 (2010/11/02 06:11 UTC 版)
出典:『Wiktionary』 (2010/11/02 15:51 UTC 版)
拼音yī对应的汉字有:
一时一刻也不脱离群众。
一刻たりとも大衆から離れない.⇒一…一…yī…yī…. - 白水社 中国語辞典