拼音:zhìyú 1
動詞 (〔‘[竟]至于’+目的語〕〔‘[终]至于’+目的語〕の形で用い;多く物事が好ましくない状態・程度に)至る,達する.
用例- 死伤至于三百多人。〔+目〕=死傷者が300人余りに達した.
- 他气急败坏,竟至于动手打人。〔+目(句)〕=彼は見境もなく逆上して,なんと手を出して人を殴るということになった.
- 他犯了罪似地局促起来,终至于溜出去了。=彼は罪を犯したかのようにいたたまれなくなって,ついにその場を抜け出した.
2
動詞 〔‘[也]不至于’+目的語〕〔‘[还]不至于’+目的語〕〔‘[总]不至于’+目的語〕の形で否定文に用い;多く物事が好ましくない状況・程度に「至らない」「達しない」「ならない」という意味を示す.
用例- 事情不至于坏到那种程度。〔+目(句)〕=事はそのようにひどいことにはならない.
- 如果努力学习,这次考试成绩也不至于这么糟。=もし努力して学習していれば,今度の試験の成績もそんなにひどいことにはならなかったはずだ.
- 虽然记性不好,也不至于忘记自己的生日 ・ri 。=覚えがよくなくても,自分の誕生日を忘れるようなことにはならない.
- 要走,也不至于这样匆忙吧。=行くにしても,こんなにばたばたすることはないだろう.
- 我总不至于拒绝他的要 yāo 求。=私はどんな事があっても彼の要求を拒絶したりしないだろう.
3
動詞 (〔‘难道至于’+目的語[+‘呢(吗)’]〕〔‘何至于’+目的語[+‘呢(吗)’]〕〔‘怎么至于’+目的語[+‘呢(吗)’]〕〔‘哪至于’+目的語[+‘呢(吗)’]〕の形で用い;まさか)…する(ことになるまい),(よもや)…する(ことはあるまい).
用例- 有点儿感冒,难道就至于不去上班?〔+目(句)〕=少し風邪気味だからといって,よもや出勤をやめるということにならないだろう!
- 一点小事,怎么至于这么着 zháo 急?=これっぽっちの事で,そんなに慌てることはあるまい!
- 你要是多穿点衣服,哪至于冻成这样呢!=少し多く着れば,こんなにひどく寒い思いをすることはないだろう!
4
動詞 対話をしたり上文を承けて述べたりする場合に‘不至于’を単独で用い,「そこまではしないだろう」「そうまでにはならないだろう」という意味を示す.
用例- 他不会反对吧。—我看,不至于。=彼が反対することはないだろう.—(私の見るところでは→)どうやら,そこまではしないだろう.
- 他学了两年汉语,可是简单的会话也听不懂,那不至于吧!=彼は2年間中国語を学んだのに,簡単な会話さえ聞き取れない,ということはないだろう!
5
動詞 (上文を承けて,‘至于’を追加疑問文に用いる場合)そんなことをすることがあるか,そこまですることがあるか,そこまでやることはないだろう.
用例- 你怎么忙得连吃饭都忘了,不至于吧?=君はどうして飯を食べることさえ忘れてしまうほど忙しくするのか,そこまですることがあるのか?
6
接続詞 (後節・下文の初めや段落が変わる時に用いて,前の話題と関係のある別の話題に転じる場合)…のことなら,…に至っては,…については,…となると,…の方は.◆(1)‘至于’とそれに続く話題部分の後には「,」を用いて,話題の転換を強調する.(2)多く後節・下文の述語の前には「その場合は」「今度は」「再び」「なおさら」という意味を示す副詞‘就’‘又’‘再’‘更’を用いて強調する.(3)前置詞とする説もある.
用例- 文章要写得通顺暢达,至于生动感人,那是进一步的要 yāo 求。=文章は筋が通ってすらすらしたものでなければならないが,生き生きとして人を感動させるということになると,それは更に一歩進んだ要求である.
- 熊是杂食动物,至于熊猫,则完全是素食的。=熊は雑食動物であるが,パンダとなると,全く草食性である.
- 他多才多艺,演话剧,说相 xiàng 声,样样都来,至于唱个歌,讲个故事,就更不用提了。=彼は多芸多才で,話劇であれ,漫才であれ,何でもござれであり,歌を歌い,物語を話すことに至っては,なおさら言うまでもない.
用例- 太阳上的温度是六千度。当然,这只是表面的温度。至于中心的温度,有两千万摄氏度。=太陽の温度は6000度である.当然,これは表面の温度にすぎない.中心の温度に至っては,摂氏2000万度である.
用例- 敌强我弱的情况下,伏击敌人是上策。至于在哪里伏击?怎样伏击?这就要分析敌人的来路和来法了。=敵が強く味方が弱いという状況下では,待ち伏せ攻撃が上策である.どこで待ち伏せ攻撃をし,どんな方法で待ち伏せ攻撃をするかについては,どこから来るかとどのように来るかを分析しなければならない.